エンマコオロギ
バッタ目/体長:26〜40mm/分布:北海道〜九州/食性:雑食性。草、野菜、小昆虫の死がい/食用態:成虫/特徴:秋の夜、成虫の雄はコロコロリーと高音で鳴く。平地の草原や農地、丘陵地や山に生息。コオロギの中でも大型で美味しい。外皮から柔らかで丸ごと食べられ、栄養バランスも良い。素揚げや、から揚げ、てんぷらなどの揚げ物や、しょう油と砂糖で佃煮状に煮る。(引用:「食べられる虫 ハンドブック」)
コオロギの中でも大型で美味しい。外皮から柔らかで丸ごと食べられ、栄養バランスも良い。素揚げや、から揚げ、てんぷらなどの揚げ物や、しょう油と砂糖で佃煮状に煮る。(引用:「食べられる虫 ハンドブック」)
花、葉、茎のすべてを食用にでき、茎と葉は野菜炒めなどにして油との相性もよい。苦味も炒める事によって和らぐので美味しく食べられる。(文:前田純)
巻いた若芽を利用し、ぬめりがあるので、「ジュンサイ」のように利用できる。葉や茎のように酸味もないので、そのまま酢の物、和え物、汁物にむいている。(文:前田純)
パクチーに含まれる匂い成分が本種にも含まれる。茹でて野菜や調味料と混ぜて潰してディップソースにし、野菜やクラッカーにつけて食べるなど、調理法はパクチー料理に準じる。(文:内山昭一)
花、葉、茎、根のすべてを食用にできる。根は、1年中採取でき、切って水にさらし、炒め物にすると、ゴボウように利用することができる。(文:前田純)
実を炒ってからお茶にする。その実をパスタや炒め物などに使うとプチプチした食感があり、ほのかな甘みを感じる。お茶と料理の2度楽しめる。(文:前田純)
ジェノベーゼソースでバジルの代わりに使い、パスタ、サラダ、魚料理や肉料理に使うととてもおいしい。花は比較的に苦味が弱いので、砂糖漬けなどにして食べるとよい。(文:前田純)
その姿に、口に運ぶのを怯んでしまいそうなコオロギを、はんぺんのお布団で優しく包んでサクふわカリッのフリットにしました。(レシピ考案:植村遊希、写真:阪中隆文)
コオロギ 16匹
はんぺん 1枚
A・・・小麦粉 30g
・・・ベーキングパウダー 1g
・・・水 50ml
揚げ油 適量
ポイントはんぺんに味がついているのでそのままでも美味しいですが、お好みで塩や胡椒を振ってください。超絶オススメは「塩×花椒パウダー」!!熱々をお召し上がりください。
ノゲシと魚卵、それぞれのほのかな苦味がマッチして大人の味わいです。温菜としても、冷菜としてもおすすめです。(レシピ考案:植村遊希、写真:阪中隆文)
ノゲシ 大きな葉を5枚程度
たらこ 片腹
水 150g
白だし 大さじ1
A・・・水 50ml
・・・片栗粉 小さじ2
ポイントノゲシは食感を逃さないように、さっとゆがきます。たらこは火を通しすぎないように最後に加えると、なめらかに仕上がります。
酸味のあるギシギシは、ルバーブのような甘酸っぱいジャムにも加工できます。煮詰めると酸味がまろやかになるので、お好みでレモンやビネガーを加えてアレンジしても◎(レシピ考案:植村遊希、写真:阪中隆文)
ギシギシ 100g
砂糖 80g
水 大さじ2
レモン お好みで
ポイント煮詰め具合によって粘度が調節できます。お好みで調整してください。お菓子に添えるほか、肉料理や魚料理のソースとして、サラダのドレッシングにも◎自由自在にアレンジ・活用できます。
パクチーのような青い香り、りんごのようなフルーティーな香り、種類によって様々な風味をもつカメムシは、エスニック料理のアクセントにぴったりです。今回はその特徴を活かして、メキシカンなサルサに仕上げました。(レシピ考案:植村遊希、写真:阪中隆文)
カメムシ お好みの分量
トマト 1個
玉ねぎ 1/2個
ハラペーニョ お好みで
レモン お好みで
塩 適宜
ポイントカメムシを砕いてサルサに混ぜても◎タコスに添えるのはもちろん、イカのボイルなどの魚介料理や、鶏肉料理に添えても美味しいです。
みんな大好き焼き餃子!タンポポの葉をザクザク刻んで混ぜるだけの簡単餃子ですが、びっくりするほど美味しい!タンポポの華やかな香りをお楽しみください。(レシピ考案:植村遊希、写真:阪中隆文)
タンポポの葉 10〜20枚
豚ひき肉(粗びきがおすすめ) 250g
にんにく 1かけ
生姜 10g
白ワイン 大さじ1
味噌 10g
胡椒 適宜
餃子の皮 20枚程度
ポイント白ワインがタンポポの香りを引き立てます。お好みですが、焼く際にごま油を使わない方がタンポポの風味をより楽しめます。香辣醤(シャンラージャン)のような具沢山のラー油をつけると、さらに美味しくいただけます。蒸し餃子もおすすめ。
煎ると香り高いお茶になるエノコログサの魅力を余すところなく味わうため、ミルキーなスイーツに仕立てました。エノコログサの香ばしさと、ミルクの甘さの対比をお楽しみください。(レシピ考案:植村遊希、写真:阪中隆文)
エノコログサ 10〜15本程度
牛乳 500ml
生クリーム 50ml
砂糖 40g
粉寒天 4g
ポイント寒天を使用しているので常温で固まります。ゼラチンに置き換えて作れば、より滑らかな口触りを楽しめます。エノコログサの穂先は口に残るので、牛乳で煮出した後は丁寧に濾して取り除きます。
イタリア語で「緑のソース」を意味する、サルサ・ヴェルデ。食材をフードプロセッサーで混ぜるだけで、セイタカアワダチソウの苦味とコクを堪能できます。鮮やかな緑で見た目にも美味しく、魚料理や肉料理によく合います。パスタ、サンドイッチのアクセントとしても、お好みの組み合わせでお楽しみください!(レシピ考案:植村遊希、写真:阪中隆文)
・セイタカアワダチソウの葉 片手でひとつかみ程度
・ニンニク 1かけ
・パン粉 大さじ1
・アンチョビ 1缶
・梅干し 1粒
・オリーブオイル ひたひたになるくらい
・水 大さじ1〜2
・塩 適宜
ポイント材料がペースト状になるまでしっかり混ぜるのが美味しく仕上がるコツ!フードプロセッサーがない場合は、すり鉢を使ってもOKです。